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Google アナリティクスの利用規約と、クッキーとリファラの話の続き

の続き。

長い、意味がわからない、FUDだ、クッキー関係ない、といった批判を受けて、補足と整理をします。

Google アナリティクスの利用規約

Google アナリティクスについて、知らなかった点を補足。

  • 前の記事に書いたようなことをすると、Google アナリティクスの利用規約違反と見なされる可能性がある。
  • カスタム変数を使わずに、ビジターIDを Google アナリティクスの画面から検索・取得することはできない。

利用規約の「7. プライバシー」で、個人情報をGAに格納したり関連づけたりする行為が、禁止されている。

7.  プライバシー  お客様は、本サービスを利用する(又は第三者が利用する)にあたって、個人を特定するデータ(氏名、Eメールアドレス、請求関係の情報等の個人情報)又はGoogleが当該情報に合理的に関連付けることが可能なその他のデータの追跡、収集又は格納をしないものとします(かつ第三者にこれらをさせないものとします)。お客様は、適正なプライバシー・ポリシーを策定してこれを固守し、訪問者からの情報の収集に関して適用される法令を全て遵守することとします。お客様はプライバシー・ポリシーを掲載しなければならず、当該プライバシー・ポリシーにはお客様が、トラフィックデータの収集のために cookie を使用していることが示されなければならず、お客様は、本サービスの一部であるプライバシー機能(例えば、オプトアウトの機能)を回避してはなりません。

以下のような使い方は規約違反なんじゃないかと思うのだが、

一方、ビジターIDは「個人を特定するデータ(氏名、Eメールアドレス、請求関係の情報等の個人情報)」に当たらない、と言ってる人たちもいる。

Track The Visitor ID

Google Analytics doesn’t let you put in personally identifiable information, but it’s generally held that random visitor id’s that you can then compare with your own database outside of GA, are ok. so this way you can track the same visitor even when they’re not logged into your site.

_gaq.push(['_setCustomVar',1,'UserID','1234567890',1]);

20 Ways to Use Google Analytics Custom Variables

↑ランダムなビジターIDをカスタム変数にセットすることで、サイトにログインしていなくても行動をトラッキングできる。

It’s a fairly common practice now, and as long as your visitor ID isn’t their social security number or their name or something, as long as it’s a random string of numbers that you have also stored within your own system, most experts read that as acceptable.

:

I really think it’s barely a gray area. In the 50 Shades of Gray regarding storing PII in GA, this is Hex #eeeeee imho.

20 Ways to Use Google Analytics Custom Variables

↑ たいていのエキスパートは許容範囲だと読んでいる。GA に PII(個人識別可能情報) を保存するグレーゾーンの中でも、一番白に近いやり方だ。

別の記事。

For the sake of this example I’m going to use a little piece of JavaScript to create a unique ID for visitors. I’m actually going to extract a unique ID from the Google Analytics __utma cookie. Then I’m going to set the unique ID in a custom variable, specifically in Custom Variable slot 5.


var a = _uGC(document.cookie, '__utma', ';');
var id = a.split(".");
_gaq.push(['_setCustomVar', 5, 'VisitorID',id[1],1]);

Merging Google Analytics with your Data Warehouse - Analytics Talk

↑ ビジターにユニークID をふるため __utma の2番目の値(ランダム値)をカスタム変数のスロット5番に設定する。 (3個目も足した方が確実では)

@Tim: Spot on, 100% correct. I know Section 7 very well :) But I believe that this type of integration is a completely valid method that lives in a grey area. I believe that the TOS is out of date with the current ecommerce tracking code. But in the end it’s up to every organization to evaluate their needs and ho to meet them.

Merging Google Analytics with your Data Warehouse - Analytics Talk

↑ セクション7はよく知ってる:)けどこれはグレーゾーンの中で完全に妥当な手法だ。

というわけで、自分には黒っぽく見えたけど、やってる人は沢山いそうだし、黙認されている可能性もあるかもしれない(実際どうなのかは知りません)。

トラッキング用のクッキー、ID入りリファラソーシャルブックマーク、URLリコメンド の関係について

図を描こうかと思ったけど、別にいいか。

  • リファラにユーザIDが含まれていると、トラッキング用のクッキーとリファラのユーザIDを組にして保存することができる。 (技術的に可能)
  • マイホットエントリーや Gunosy のような、URLリコメンデーションの仕組みは、そこから毎日様々なサイトにアクセスさせることを目的としている。 (事実)
    • URL にユーザIDが含まれている場合、リファラによってユーザIDが各サイトに日常的に送信されることになる。 (事実)
  • パーソナライズされたページは、パーソナライズされているので、本人が見ている可能性が高い。 (事実)
  • ソーシャルブックマークには、そのユーザの関心事が記録されているので、マーケティング上の価値があるのではないか。 (想像)
  • リファラで送信されたユーザIDと、アクセス先のサイトでのログインIDを関連づけることができる。 (技術的に可能)
    • ポイントカードの類では、買い物の履歴や、住所氏名年齢職業電話番号と関連付けることができる。 (技術的に可能)

これをリスクととるのか、どのくらい許容できるのかは、個人によって違うだろうと思う。

前の記事にも書いたとおり、わざわざ直すにはコストが大きすぎるような気がするが (想像)、自分はクッキーがたくさん残ってるのを見て、嫌だなーと思った (事実)。