ブラウザのコピー機能を拡張する。




というわけで、 Copy Fixer というブラウザ機能拡張を作りました。

これを入れると、ブラウザで Ctrl-C / Command-C を押したときにページタイトルとURLをコピーするようになります。

実際にこの記事でコピペすると、↓こんな風になります。

ブラウザのコピー機能を拡張する。 - こせきの技術日記
http://d.hatena.ne.jp/koseki2/20101020/CopyFixer

もちろん、普通のコピーができなくなると困るので、 テキストや画像、入力欄が選択されているときは何もしません。通常のブラウザの動作は何も変わりません。確実にページタイトルとURLをコピーしたい時は、ページの背景を一度クリックしてください。


以下のように3通りあるコピー動作で、3番目の時だけURLとタイトルをコピーします。

2番目はわかるけど、一番下のケースで何もしないっておかしくない?なんでそこ機能あけとくの?


インストール



いまのところ、Firefox版とChrome版があります。

Safari版も作ってありますが、Safariの機能拡張からクリップボードに書けないので、まだ使えません。


どんな場合に便利なの?


Evernote で URL をメモする操作が超高速で最高になります。他は割とどうでもいいんですが Evernote に URL を貼るなら入れましょう。入れよう。

URLをコピペするついでにタイトルを付けたいシチュエーションはよくあります。でもコンテクストメニューを選ぶのはめんどくさい。目で見て正しい項目を選び出さなくちゃならないから。URL欄に書かれたURL文字列全体を選択するのすらめんどくさいです。極力なにも考えたくない。SleipnirCtrl+Shift+Cは理想に近いけど、ふだん押さないシフトキーがノイズになって、思考が途切れる自信が僕にはあります。


ソースコード


Github に Firefox / Firefox+Jetpack / Chrome / Safari のソースが置いてあります。

やってることが単純なので、機能拡張の作り方や各ブラウザの実装の違いを見るのにもいいかもしれません。


参考にした記事

この記事を見つけなかったら自分で作ろうとは思わなかったです。ありがとうございます。> id:LukeSilvia

ちなみに Firefox 3.6以降だとこの記事のままでは動かなくて、 contents.rdf ではなく chrome.manifest を書く必要があります。